グレイス ジョーンズ


70年代から80年代にかけてポップカルチャーの最前線にいたグレース・ジョーンズ
人間離れした造形美を最大限に活かし、全身を使って表現する彼女の芸術性に、多くのアーティストが惹きつけられました。
伝説のディスコ「studio 54」の中でも、ひときわ目立っていたグレースは、アンディ ウォーホルの方が声をかけ、のちに彼の作品のミューズとなりました。
ストリートアートの先駆者であるキース へリングや、公私ともにパートナーであったジャン ポール グードなどの才能あるアーティスト達にも多くのインスピレーションを与える存在でした。

独創的で先鋭的なファッションやメイクで作り出される
ビジュアルイメージとエッジーな音楽性。
人種も性別も超えたインパクトのある存在感。
未だに多くのファッションデザイナー達が
彼女へオマージュを捧げています。
また、ビヨンセ、リアーナ、レディガガ
などの現代のディーバたちが、グレースに
大きく影響を受けていることは言うまでも
ありません。

1981年 アルバム「Nightclubbing」
のジャケット写真
彼女のパートナーであった、フランス人
アーティスト ジャン ポール グードによるもの。
強く印象に残る時代を超えた名作です。